ジェノサイドの丘〈上〉―ルワンダ虐殺の隠された真実
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定価 : ¥ 1,680
販売元 : WAVE出版
発売日 : 2003-06 |
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恐怖と絶望と虚無と、そして無知。 |
今から約10年前、アフリカの小国ルワンダでおこったジェノサイド(民族の大量虐殺)。750万人のうち人口の1割にあたる80万から100万ともいわれる人々が殺された。それも軍隊ではない。ある日突然、隣の住人が医者が先生が、バットに釘を打ちつけた凶器や山刀を手に持ち、昨日までおしゃべりをしていた隣人を、患者を、生徒を襲い切り刻んだ。しかし、その理由は殺した方も殺された方も明確ではない。単なる部族の違いだけが殺されるかどうかの判断基準だが、それとて全く説得力はない。だって人口の1割もの人々が殺されるにはあまりにも曖昧な違いだから。そして驚くべきことにこのジェノサイドはあらかじめ、予告された出来事だった。更に驚くべきことに、ジェノサイドの前年に国連ルワンダ支援団!がはいっており、不穏な動きを国連本部にも緊急に知らせたにもかかわらず、それは「やめておこう。」と無視されてしまったのだ!そして防ぐことができたかもしれない大虐殺はおこり、あとは累々たる屍。本書は恐るべきジェノサイドの事実を語るが、それだけではない。ジェノサイド後の、誰も彼もが報復に恐れ、疑心暗鬼にさいなまされているルワンダの姿もとらえている。よかれと思ってやっていた人道的援助までもが、実はジェノサイドを始めた側に物資を提供していることになっていたという事実も明かされる。そしてジェノサイドは起きてしまったのに、それすらも認めない(認めたくない)世界の無関心さ。これがいわゆる先進国でおこったことだったら世界はどう扱うのか?アフリカの小国のできごとで、世界済に打撃にならなければ無視されてもいいのか?そこかしこに形をかえた恐怖が潜んでいるのだ。
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一つの見方としては |
今までがフツ族側からの見方ばかりであったという点では一つの見方を提示した本とは言えると思う。
ただ難民を先に武装化させたのが現政権であるということや同じ民族構成の隣国ブルンジでは逆にツチ族による「ブラックアフリカのアパルトヘイト」と呼ばれる政治が行われている事実を念頭におかないとこの本で指摘されるフツ至上主義者たちの発想と同じ過ちを冒してしまうのではないか。
読後感としてフツ=悪、ツチ=善のような二分的な雰囲気が残るのが非常にきになる。
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無関心という大罪 |
単純に好奇心で購入してみました。
読んでみるとあまりの衝撃に読む前に自分が持っていた「好奇心」を恥じ入るほどの内容で、特に下巻の最後に書かれていた女学生の話を読んだ後は大泣きしてしまいました。この本が世界中の人々に読まれ二度とこのようなおぞましい事が起こらないよう心の奥底より祈るばかりです。また、当時の国連高等難民弁務官だった緒方貞子が何をしたのか?あるいは何をしなかったのか?怒りを感じざるを得ません。
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自衛隊派兵の今読んでほしい |
1994年 アフリカにあるルワンダという国でおきた「人種絶滅」の危機。
フツ族が少数民族であるツチ族を大虐殺した。
フツ族のほとんどがツチ族を殺し、多くのツチ族が殺された。
そんな状況でも、国連へ事態を訴え、助けを求めた人物はいた。
しかし、国連は動かなかった。
クリントンもアナンもオルブライトも動かなかった。
それは何故か。それは、ルワンダを救うことが一銭の得にもならないからだ。
上巻では、ジェノサイドが起こる以前のルワンダの歴史と、
なぜジェノサイドが起きたのか、実際どんなことが起きたのか、
その間、国際社会は何をしていたのかが紹介されている。
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A true story |
In this well researched and beautifully written book about the genocide in Rwanda, Philip Gourevitch did a brilliant job not only in telling us about the genocide, but also in making us understand the intricate history of the land that made the genocide possible and the aftermath of the genocide. The book moved me from the opening to the last pages. What I particularly liked about this work by Gourevitch is the fact that it is easy for a non-African or non-Rwandan mind that has no knowledge of Rwanda to understand the story. The analysis was perfect and the criticism deserving.
There appears to be a pattern of international detachment in all the contemporary genocides our world witnessed. DISCIPLES OF FORTUNE, EYE-WITNESS TO GENOCIDE, POL PLOT CONFIRM THOSE PATTERNS. It is appalling to learn that the Rwandan genocide happened in the presence of French soldiers, news agencies and international humanitarian groups. It is even more disheartening to learn that the UN was aware of what was going on and the big powers did nothing to stop it.