グローバル・エイズ―途上国における病の拡大と先進国の課題
アフリカにおけるエイズ元年とも言われる2000年以降、世界で最も貧しい国々を含むアフリカ・アジア・南米諸国で、「高価すぎて途上国では無理」と言われていた抗レトロウイルス薬治療(ARV治療)を含むエイズ治療を実施する取り組みが急速に広がってきた。2002年には4万人しかいなかったアフリカでARV治療を受けているエイズ患者の数が、2005年6月には50万人に達し、年内にさらに20万人を対象とした治療が始まろうとしている。途上国でのエイズ治療実施を阻んでいた開発援助の「常識」、保健医療専門家の「認識」が大きく変わっていったのは、なぜかがよくわかる本が出た。日本の国際協力のあり方との関係を整理した解説があればもっとよかった。翻訳に少し難点があるので、星一つ減点です。 |
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