人間の証明
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定価 : ¥ 4,935
販売元 : 角川エンタテインメント
発売日 : 2000-09-22 |
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商品名 |
納期 |
| ¥ 4,935 |
人間の証明 |
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東京で殺害された黒人青年ジョニー・ヘイワード。彼が最期に残した言葉「ストウハ」を頼りに、日米をまたにかけて捜査を続ける刑事(松田優作)たち。やがて、戦後の混乱による母と子の悲劇があらわになっていく。
角川映画第2弾の、ヒューマンサスペンスの超大作である。日本映画初の本格的ニューヨークロケ、ジョージ・ケネディやブロドリック・クロフォードといったハリウッドスターの起用も話題になった。原作は森村誠一。国内のゲスト出演も三船敏郎、鶴田浩二など、実ににぎやかである。
劇場公開時は「母さん、僕のあの帽子、どうしたでしょうね…」のキャッチコピーがおおいに評判になるとともに、それを英訳して歌うジョー山中の主題歌も大ヒットした。(的田也寸志)
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サスペンスというより人間ドラマ |
外国人殺人事件が起こり、残されたストウハという言葉を手がかりに刑事が捜査に乗り出す。一見サスペンス映画ののりなのですが、観ているうちに登場人物たちに感情移入してしまい謎などどうでもよくなってきます。国境を越えた親子関係の難しさを映画を通して考えさせられ、最後の麦藁帽子が舞うシーンで涙しました。サスペンス映画としての骨格をきちんと備えつつも、それを霞ませてしまうぐらいの人間ドラマが展開します。日本映画史に残る名作です。
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この映画は、この映画として |
タイトルの「人間の証明」とは、単に犯人八杉恭子(岡田茉莉子)についてばかりではなく、その息子の郡恭平(若き日の岩城滉一!)や刑事棟居(松田優作)、さらにはケン・シュフタン(ジョージ・ケネディ)や新見(夏八木勲)など、登場するすべての人物についてのものである。それぞれの人物が、それぞれの仕方で、自らの「人間の証明」と向き合うことになる。原作では、それらが巧みに重層的に重ね合わされている。ところが、この映画では、八杉恭子独りの「人間の証明」になってしまっている。クライマックスの「日本デザイン大賞授賞式」のシーンで、恭子本人に西条八十の詩を詠ませ、二人の息子を失ったことを悔やませる演出など、その典型であろう。伏線も充分に張り切れているとはいいがたい。なおみ(范文雀)は殺されたものと早々と断定されてしまうなど、サスペンスでありながら、謎解きもあまりに直線的だ。棟居刑事のトラウマの描き方も浅薄(鏡の中の像を撃ったくらいで乗り越えられるものではない)である。西条八十の詩を、棟居に発見させない書きかえも許せない。しかし、何よりも私が許せないのは、「クマのぬいぐるみ」が、息子恭平に母から買い与えられたアンティークの懐中時計にすり替えられていることだ。これにより、幼少時からの恭平のトラウマはかき消されてしまう。133分と長めだが、それでもあの原作を描き切るのは全く不可能なのであった。
原作の完成度や深さと比べると非常に瑕疵が目立つ。とはいうものの、この映画はこの映画としてお勧めできる佳作であると言っても良いと思う。ジョニー(ジョー山中)が殺されるシーンで「ママ、ボクのこと、そんなに憎いかい?」というセリフ(映画ではジョニーはカタコトの日本語を話す)から、朝焼けの霧積高原で麦わら帽子が飛んで行くシーン(この結末にも異論は出よう)まで涙が止まらなかった。
今般、フジテレビのドラマには完全にハマってしまった。黄ばんだ原作を実家から取り寄せ読み直し、この映画も見直した。といっても、その当時私は中学生で、内容はほとんど忘れていた。「読んでから観るか、観てから読むか」のコピーだけが、私の記憶に残っている。27年の時を隔て、新たにドラマ化されたものと、この映画とを比べるのは酷というものであろう。
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懐かしの、角川映画第二段 |
昭和51年、犬神家の一族で映画産業に参入した角川映画第二段。日本映画は完全な斜陽で、「何を今更」という声と「角川なら何かやるかもしれない」という期待とがあった。
本作は、ベストセラーになった小説の映画化。「読んでから見るか、見てから読むか」というコピーは大流行となった。もちろん映画自体も注目を集め「ストウハ」「僕のあの帽子どうしたんでしょうね」なども大流行。釣られて西条八十の詩集を買い求める人が増えたりもした。
思い出してみれば角川映画。その後も「かいかん」や「お父さんを殺しに何かがくるよ」(コピー、やや不正確)など、爆発的ブームになるコピーを生み出している。映画を見ない人もコピーに釣られて映画館に出かけることもあった。そういう意味で「角川映画」のした役割は確かに大きい。
さて、四半世紀ぶりに見る本作。映像の作り方などに古さは感じるが、それは「陳腐」に感じる古さではなく「懐かしさ」に通じると思う。有名俳優の若き姿を見ることができるのも楽しみだ。「ハリウッドプライス」と言わないまでも、もう少し価格が下がってくれれば「必見の一作」扱いなんだろうけれども。日本映画のマーケットの狭さが残念ではある。
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岡田さんと松坂慶子 |
映画版とTVドラマ版を比べるとドラマ版の方が好きだ。
その理由は、映画版の郡(八杉)恭子はいさぎよく犯行を自供している。原作の郡恭子はそう簡単には自供しない。ドラマ版の郡恭子は原作
と同じように簡単には自供しない。やはり、人間の証明を初めて見るな
ら松坂慶子のドラマ版を見てから岡田版の映画を見るのをお勧めする。
その方が内容が理解しやすいと思う。
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登場人物の相関関係をつなげすぎです。 |
登場人物の相関図をくっつけ過ぎていると思った。全ての出来事
がつながりすぎていて、やりすぎという感じである。松田優作の父
親を殺したGIが、その後のニューヨーク市警の刑事だったところな
どは、ありえないところを通り過ぎている。一気に映画全体が陳腐
に見えてしまった。
また、キャストも豪華すぎる。新人を一部に起用したほうが、
映画が生き生きとすると思う。豪華キャストはお金にモノを言わ
せた作品にどうしても思えてしまい、ストーリーに引き込まれない。