デジタルカメラについてデジタルカメラとは、写真として撮影した静止画をデジタルデータとして記録するカメラ装置である。 本来「デジタルカメラ」は、デジタルスチルカメラ(Digital still camera)及びデジタルビデオカメラ(Digital video camera)の総称である。ただし一般的にはデジタルスチルカメラを指す事が多いようである。 略称は「デジカメ」。「デジカメ」は三洋電機株式会社の登録商標である。三洋は「デジカメ」単体での使用は不問だが、「**のデジカメ」(**はメーカー名)のような記述は認めない、と表明している。 デジタルカメラメーカー「カメラ」という名称が付いてはいるが、電子機器的な要素もあるため、キヤノン、オリンパス、ニコン、リコー、コニカミノルタ、ペンタックス、富士写真フイルムなどのカメラ(光学機器)メーカーの他、松下電器産業、三洋電機、ソニー、カシオ計算機など電気機器メーカーからも発売されている。 電気機器メーカーの場合、光学系の設計が比較的弱いため、レンズメーカーよりレンズ部品の供給を受けて組み込む場合もある。さらに、光学機器メーカーに比べて劣る技術ブランド力を補うため「ライカ」や「ツァイス」といったドイツの有名カメラブランドを冠したレンズを採用することもある。しかしながら、メーカーに拠ってはOEMとしてレンズの供給を受けるのではなく、同ブランド名を冠するレンズを自社内でライセンス生産している場合もあり、往年のカメラファンを唸らせる事が出来るかどうかは微妙である。 また、光学機器メーカーの場合、電気機器メーカーにレンズを供給して、OEM委託をしていることが多い。OEM委託先として三洋電機などがあり、実際の製造メーカーで見たシェアはOEM製品も含めると販売シェアとは大きく異なる。 従来、デジタル一眼レフの場合は技術的問題により、光学機メーカー以外では製品を出せない状況にあった。 しかし、2006年4月現在では、写真部門から撤退したコニカミノルタの一眼レフ部門を引き継ぐ形となったSONYや、オリンパスと協業しフォーサーズシステムへ参入した松下(Panasonic)、ペンタックスとの提携を発表し、OEM製品を自社ブランドで発売しているサムスンなど、電気機器メーカーの参入も本格化している。 デジタルカメラメーカーの構造デジタルカメラの構成要素は、フィルムを用いるカメラと同等の部分とそれ以外の部分に大別できる。カメラには外箱に相当するボディ、光を集め焦点を結ぶために必要なレンズ、光量を決定する絞り、決められたごくわずかな時間に限ってフィルムに光を当てるシャッター、撮影対象を確認するためのファインダーが必要である。デジタルカメラにおいてもレンズは必要であり、通常のカメラと同等のレンズを用いる。機械的な可動部品としてのシャッターをもつものも多いが、コンパクトなものなどでは電子シャッターを採用するものも少なくない。ファインダーは高級機種を除き副次的なものとなりレンズと反対側に設けられた液晶ディスプレイで代替する。フィルムは用いず、CCDやCMOSなどの光学センサを用いて生成されたデジタル画像データを、内部メモリや記録メディア(メモリーカードなど)に記録する。多くのデジタルカメラでは、デジタル画像データを、JPEGファイルなどに圧縮して記録する。 このとき、デジタル処理のために、撮影後に一定の書き込み時間を必要としている。このことは、フィルムカメラに比べてデジタルカメラの弱点とされていたが、近年の画像処理チップの高性能化に伴い現在では改善されている。しかし、画素数競争によって、データ容量が膨らんだ結果、記録媒体の書き込み速度にも影響されるようになってきている。この為、各社とも記録媒体について高速のものを推奨している。 現在、最大の弱点は消費電力が大きいため、充電池や乾電池の電力消耗が激しいことであるが、専用集積回路の開発と、高性能電池の発展に拠って改善されつつある。また、光学式ファインダーを備える機種においては、液晶ディスプレイなどの表示を切ることにより、消費電力を抑えることができる。特に、一眼レフタイプではフィルムタイプと殆ど変わらない電池寿命のものもある。また、外部ストロボを付けることができる機種ではストロボ発光を外部ストロボにて行うことによりカメラ本体の電力消費を押さえることができる。 画像(写真)の記録は、主にフラッシュメモリやハードディスクを用いたメモリーカードが使われ、画像データの記録形式は、一般的にExif仕様に則ったJPEGが使用される。高性能機では、TIFFやRAW画像でも記録できる物がある。 画像の撮影枚数は、その写真の撮影モードやサイズによって異なる。概ねエコノミーモードで画像サイズが小さいものほど多く画像が撮れ、逆に撮影モードを標準や高画質、画像サイズも大きくなるに連れてその撮影枚数が少なくなっていく。近年発売されているデジカメにおいては、メモリーカードを装着しなくても画像を記録できる内蔵メモリーが装着されているが、メモリーカードを使用している時に比べて撮影出来る枚数は限られる。 最近の製品では高機能化が進み、記憶メディアの容量にもよるが、数分程度までの動画を記録できるタイプのものが多い。さらに、動画を主体に撮影という観点にたって、MPEG-4等の動画圧縮技術を取り入れた長時間録画が可能な製品も発売されている。 パソコンへの画像データの転送については、記録したメモリーカード※による方法の他、多くの機種ではUSB接続による方法もサポートしている。この場合、デジタルカメラ付属のソフトを用いて(最初にインストールが必要)デジタルカメラから画像データを読み出す形を取るものと、単なる外付けの大容量記憶装置として、自由に画像ファイルの出し入れが可能なものがある。 受光部であるセンサの大きさは通常の35mmフィルムよりかなり小さい(一眼レフタイプでも一部の機種を除き、APS-Cタイプ程度)ので、レンズ光学系は小型になる。また、イメージセンサとレンズとの間で発生する光の反射が問題となる。そのため、レンズ設計は銀塩カメラのレンズと比べて、これらの点を考慮して設計する必要がある。 ※「カードリーダー」を別途購入の必要がある。 デジタルカメラ販売動向売価1万円程度以下のものは、機能が制限されていることから「トイデジカメ」「トイカメラ」とも呼ばれ、玩具ルートで売られていることが多い。しかし、2000年頃から、デジタルカメラ機能を搭載した携帯電話端末が登場しその後広く普及しており、安価なデジタルカメラはそれら「カメラ付き携帯電話」に置き換わりつつある。最近では小型化とデザインの洗練が進み女性が買う割合も上がっている。 日本国内における2006年現在の中心価格帯は3万〜5万円程度である。売れ筋のキーワードは2003年頃までは画素数など、2004年には動画撮影性能や多彩なシーンモードなど、2005年には大型液晶・高感度・手ブレ補正などであった。また「高倍率ズーム機」、「レンズ一体型デジタルカメラ」などと呼ばれる5万円以上でやや大型の中級機の人気も根強い。10万円以上の物は、レンズ交換が可能な一眼レフタイプのものが主力になっている。 欧米でも中心価格帯は300〜500ドルである。消費者がデジカメを選ぶ際に重視するのは画素数であるという答えが多い。また市場占有率はコダック社を除くとほぼ日本企業のブランドが占めており、2003〜2004年にはおよそ80%であった。 デジタルカメラプリントについて当初は記録した画像をパソコンに転送して、パソコンに接続したプリンタを用いて印刷するのが一般的であったが、2000年頃からDPE店などでデジタルデータから印画紙に焼き付けるサービスが行われている。これは、デジタル処理のミニラボ機の機能を利用したもので、フィルムスキャナによる入力の変わりにデジタルカメラなどで得られたデジタルデータを焼き付けているものである。この場合、オリジナルデータの画質を超えることはできないものの、原理的には最終的なプリントの品質自体はフィルムから焼き付けた場合と同等であるとされる。ただし、デジタルプリントの需要がそれほど大きくない店舗などでは、デジタルミニラボ機の導入コストの問題があるため、昇華型プリンタやインクジェットプリンタなどを使って印刷する場合もあり、銀塩印画紙へのプリントに比べ耐久性などの点で見劣りする場合も多い。そのほか、コンビニや駅などで、セルフサービスで写真印刷を行なう機械も設置されている。そのような機械では、単に印画紙への出力だけではなく、シール印刷機能のような付加価値を持たせている物もある。しかしながらセルフサービス機でのプリントは一般的に銀塩印画紙へのプリントではなく昇華型やインクジェット方式のプリンタを使用する形式であるため、DPE店での印刷に比べて耐光性や耐ガス性に劣り、長期間の保管には向かないとされる。また、インターネット経由で画像ファイルをアップロードし、印刷したプリントを店頭や郵送で受け取るサービスもある。 さらに、個人がプリンタで印刷する方法においても、プリンタ本体の性能向上に加え、印画紙と同等の画質を謳う写真出力専用のプリンタ用紙や、耐光性や耐ガス性に優れたインクの開発が行われている。また、2003年頃から、PictBridge(カメラ機器工業会)、USB DIRECT-PRINT(セイコーエプソン)、DIRECT PRINT(キヤノン)、BUBBLE JET DIRECT (キヤノン)というデジカメとプリンターを直接接続する通信規格が登場し、これに基づいて製造されたデジカメでは、パソコンを用いずに、デジカメとプリンタだけで印刷することが可能である。 一般的には、通常のサービス版サイズ(L版, DSC版など)であれば、100-200万画素程度の画素数で十分であるとされるが、A4サイズなどより大きな紙に印刷する場合には高解像度のデータを用意した方が綺麗に印刷できる。 【代引・送料無料】Canon EOS-1DS MARK II 9443A001
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